2013年6月14日から3日間に渡ってStartup Weekend Fukuokaが行なわれました。
60名を超える参加者で11組の起業家チームが結成され、3日間のみっちりとしたカリキュラムをこなし、先ほど(2013年6月16日午後7時くらい)、全組のプレゼンテーションが終り、優勝者が発表されました。
Startup Weekend は、全世界的なムーブメントを興している、金曜日の夜から日曜日にかけて54時間で起業にチームでチャレンジするイベントです。
3日間の基本的なフォーマットは以下のようになっています。
1日目は、チーム構築です。
まず、金曜日の夜はピザとビールで乾杯します。
そしてちょっとしたシュミレーションゲームを行い、その後1分ずつ自分のアイディアを希望者が発表します(Pitch)
その発表にみんなで投票し、上位のいくつかのアイディアを採用、そのアイディアを叶えたい人々が集まりチームを作ります。2日目、3日目は、ビジネスの構築です。
アイディアを煮詰め、MVP※(minimal viable product)と呼ばれるビジネスの最小単位を作り、プレゼンの準備をします。
メンターと呼ばれる相談役がいて、煮詰まった時には相談ができます。3日目の17時からはプレゼン&審査です。
優勝チームが決まった後、ジャッジも一緒に一番盛り上がるパーティが行われます。
今回の優勝チームは、人工知能を備えた恋愛壁紙「バーチャル彼女」で、過去2回のStartup Weekend Fukuokaは比較的Webサービスが多かったのですが、今回はWebサービスが少なめという内容でした。
さて、このようなレポートの場合、「甲乙付け難い」といったような内容にしないと・・・と思いながらも、バーチャル彼女は2日目で既に、優勝してしまいそうな雰囲気がでており、見事、19歳の少年によるプレゼンテーションで優勝を勝ち取ることになりました。
当イベントのメンターをしていた勝屋久氏いわく「(バーチャル彼女は)ピュアな欲求で作っている」とのことで、確かに他の頭が大きくなってしまったチームとは、かけ離れた欲求でモノづくりに挑んでいたようです。
アイデアピッチの中で「世界を変えたい」という台詞が多くでていましたが、「彼女が欲しい!」という欲求と比べて、ちょっと力が弱く、今回はそのような部分が勝敗を分けたのかな?と推測しています。
それでは、プレゼンテーションが終り、審査員からのコメントで「すぐにやりなさい!」という一言がでた19歳の少年によるピュアな欲求のプレゼンテーションをご覧ください。
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また、約2時間半に及ぶ、11組のプレゼンテーションは以下で視聴可能です。
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