福岡では先月からイベントが重なり続け、雑に例えればイベントのミルフィーユだ。雑すぎた。そこに追い打ちをかけるかのように、日本中のWeb系・開発系イベントを同日開催しようという<htmlday> 2013が立ち上がった。重ねるとうれしいのは笑点の座布団だけかと思っていた僕らは若干の戸惑いを隠せないまま、それでも何かが起こりそうな期待を胸に6月8日を迎えた。
<htmlday>は日本全国でWeb制作者/開発者向けのイベントを同日に開催することで、日本のWebを一層盛り上げようという「お祭り」だそうだ。オフィシャルサイトからコピペしてきたので間違いないだろう。
全国で32イベントが参加、述べ参加予定人数は1,555人という織田信長も怯みそうな数の勝利だ。福岡からは3つのイベントが参加した。全会場の様子をレポートしたい。
しかし、論理的かつゼロベースで思考したところ、ひとりで全会場をまわるのは不可能だという結論に達した。マインドマップも5枚ほど書いた。しかし結論は変わらない。そこで主催者らしき方々にお願いして、写真を撮っておいてもらった。今回は、その写真から各会場の様子を妄想することにしよう。
HTML5+α @福岡 feat. 福岡マークアップ勉強会
回を重ねるごとに(そうミルフィーユのように!)人気を集めているという「HTML5+α @福岡」と「福岡マークアップ勉強会」の初の合同勉強会だ。WORLD ORDERとして活躍する須藤元気は言った。うまい棒の「めんたい味」と「なっとう味」を同時に食べるのが最高の味をもたらすと。「HTML5+α @福岡」と「福岡マークアップ勉強会」の合同勉強会とはまさに至高の勉強会なのだと思う。
HTML5+α @福岡 feat. 福岡マークアップ勉強会 on Zusaar
前半の「マークアップカフェ」では、HTML / CSSの疑問や小ネタなどで参加者全員でワイワイと盛り上がったようだ。こうしてお互い顔を見ながら話し合うスタイルは楽しそうだ。MacBookを広げているのはAKB48の総選挙の速報をチェックしているわけではないと思う。
後半は、通常の勉強会スタイル。Gitを使ったバージョン管理について説明しているか、AKB48の当選予報をしているかのどちらかだろう。みんな真剣に聞き入っている気がする。
その他の写真はf365でご覧になれます。
f365 | HTML5+α @福岡 feat. 福岡マークアップ勉強会
FWW_サイト研究会 (仮)
福岡で一番緩い勉強会として知られるFWW_サイト研究会 (仮) 。通称、サト研。公式サイトでは毎回レポートが公開されるが、今回はまだ公開されていないため、イベントの様子を写真から推測する。
FWW_サイト研究会 (仮) vol.35 on Zusaar
化石を発掘しているようにみえる。サト研はWeb系の勉強会だったと記憶しているが、たしかに化石を発掘している。レスポンシブデザインの次は化石発掘が来るかもしれない。
スピーカーの話に聞き入る参加者たち。何かの話にみな興味津々だ。この記事を読んでいる人たちは十分に大人だと思うので、想像してみてほしい。参加していない勉強会のレポートを書くという行為がいかに無謀であるか。
その他の写真はf365でご覧になれます。
f365 | サト研 vol.35 <htmlday>
テクノ手芸ワークショップ
最後は、テクノ手芸。もうHTML関係ない。どうしろというのか。テクノ手芸は、裁縫や手芸にLEDライトや電子部品を組み合わせたものだ。WORLD ORDERとして活躍する須藤元気は言った。うまい棒の「めんたい味」と「なっとう味」を同時に食べるのが最高の味をもたらすと。手芸と電子部品の組み合わせこそが、まさに至高の作品を生み出すのだ。
他の会場と比べると、キャピキャピ感を感じざるを得ない。しかし制作作業はいたって地味だ。これは、化石を発掘しているところだろうか。
完成!わー、かわい、、い?目が、目がぁ〜。いや、気のせいだろう。みんなで作ったキャラクターを並べてみれば、キャッピキャピのKAWAIIワールドが。。。
ぎゃーーーー!!!!
【閲覧注意】その他の写真はf365でご覧になれます。
f365 | テクノ手芸ワークショップ
カフェでケーキセットのミルフィーユを口に運びながら、<htmlday>の1日を振り返る。イベントが増えてきた福岡では、なるべく重複しないように配慮しようという動きも出てきている。しかし、イベントのほとんどない地域から出てきたも身としては、どれに参加するか迷うことができるというのは最高の贅沢のようにも感じられる。そんな自分はというとミルフィーユを食べているというのはまったくのデタラメで、実際には薄くなった財布に選択の余地はなく、うまい棒を2本だけ買って帰った。もちろん、「めんたい味」と「なっとう味」だ。