ガンバレニッポン!グローバルスタートアップバトル開催中

ガンバレニッポン!グローバルスタートアップバトル開催中

先日、全世界で同じタイミングにStartup Weekendが行われました。世界中で138か所で開催され、日本では、福岡をはじめ、仙台、東京、京都、大阪。各地で優勝したサービスが、今は世界規模のコンテスト「Global Startup Battle」へ出場しています。東京からはSENSEINOTEが、福岡からはVicomeが参戦しています。現在投票が行われており、投票の締め切りは明日(2012年11月28日)の午前4時59分です。上位15位以内に入ればリオデジャネイロで行われる世界大会に進出できます。(各サービスへのリンクは投票ページになっています)

どうやら国内での期待が高まっているのは、教育に携わる先生たちの悩みを解決するサービス「SENSEINOTE(先生ノート)」のようです。現在(2012年11月27日14:26)、23位に入っておりTOPとの差はおおよそ1500点くらい。TwitterやFacebookなどのSNSの力を使えば、難しくないくらいの差です。

なんと、SENSEINOTEの浅谷氏はStartup Weekendの翌日に会社辞めて、このアイデアで起業することを決めたようです。もう一方、福岡のビジュアルToDo管理ツールのVicomeの岩瀬氏に至っては、Startup Weekend以前に会社を辞めて、このアイデアで勝負に出ています。

どうしちゃったの、みんな(笑?!

福岡で優勝したVicomeは、「描けるビジョンは実現できる」という信念の基、ぼんやりとしがちな5年後、10年後のビジョンを、ToDo作りという簡単な作業を通して描き出すためのサービスの実現を目指しており、リーダーの岩瀬氏は、投票用のFacebookページにて、以下のように語り、票を募っています。

いよいよ世界130都市が参加する決戦投票が始まりました。

しかし、私の力不足のせいで、状況は最悪です。
●字幕及び内容を修正した動画が投票画面に反映されておらず、
●他のチームに比べ、情報を広めることができず、得票数も伸び悩んでおります

しかし、だからといって諦めるわけには行きません。
●私の分かりにくい話を理解し、仲間が周りに集まってくれました
●ご紹介したイメージビデオの作者(@吉田有里)が不在な中で、素人だけで徹夜して動画を作りました。
●そしてまだ陰も形もないVicomeに「いいね!」を押して下さった皆様が集まって下さいました。

投票への協力者を集める施策はまだあります。決して今回の投票を無駄には致しません。ただ、皆様にお願いさせて下さい。
●下記のサイトで「Vote」を押して頂きますよう、どうかお願い致します。
●そして、「Vote」を押したというメッセージを、どうか広めて頂きますようお願い致します。

どうか、よろしくお願い致します。

・・・かなり焦っている模様ですが、まだまだ時間はあるので、頑張ってください。

 

さて、Startup Weekend Fukuoka 2012の優勝者である岩瀬氏より、「StartupWeekendのコツ8か条」を預かっているので、ここでご紹介します。

こんにちわ、岩瀬と申します。
この度、11月9日〜11日にかけて開催されたStartupWeekendFukuokaで優勝することができました。
その過程は失敗ばかりだったのですが、この投稿を読んで、
以外と何とかなるもんなんだな、と思って下されば幸いです。

あと、StartupWeekendの大凡の流れを把握されている前提でお話します。
すいません、文章を書くのが苦手なので、箇条書きで行きます。

1.1分スピーチは200文字から多くて300文字で
1分ぎりぎりに納めたスピーチは恐らく情報が多すぎますし、
しかも、一回噛んだだけで焦ってうまく喋れません。

2.スピーチに失敗しても諦めないで
生き残れるかどうかは、皆の投票で決まります。
逆に、失敗するなら早めに大失敗して、逆に皆の印象に残ることを狙った方が良いかも。

3.人が投票に集まらなくても諦めないで
人が集まらないなら、こちらから営業に周り、票を集めます。
手持ちの3票をどこに預けようか、迷っている人は沢山いるはずです。

4.チームに必要な人材がいなくても諦めないで
開発者がいなくても、デザイナーが居なくても、自分がどれだけ真剣に、アイデアを実現する方法を考えているかを表現する方法を探して下さい。

5.最終プレゼン内容がまとまらなくても諦めないで
恐らく会場には、後の審査員がいると思います。
その審査員を捕まえ、できるだけ自分のアイデアを話して下さい。
相手のツボが分かるし、仮に最終プレゼンに失敗しても、こちらの真意を汲み取ってくれる場合があります(笑

6.トップバッターの出来が予想以上にすごくても諦めないで
あなたが良いと思っていても、数多くのスタートアップを見てきた審査員には意外と響いていない場合もあります。
とにかく、自分がどれだけ真剣かを表現するため、声を張り、気迫で押し切りましょう。

〜グローバルスタートアップバトル準備〜
7.ビデオの企画に凝りすぎないで
1時間で準備できて、1時間で素材を集めて、1時間で完成できる程度のものが良いと思います。
ぶっちゃけインタビュー形式で代表者を撮影し、最後に英語字幕を付けるとかで良いと思います。

〜グローバルスタートアップバトル開始〜
8.Facebookページに凝りすぎないで
これも代表者の個人ページを公開して、投票数と今の順位をホワイトボードに書いて、
とにかくお願いしまくるのが効率良さそうです。
あと、あらゆるコネを使ってWebメディアへの露出を狙いましょう。
審査員に頼み込めば繋いでくれるのではないでしょうか。
※ここは、東京代表senseinoteを参考にして下さい。

最後に、
ここで言いたかったのは、ダメダメでも、なんとかする方法はあるはずなので、最後まで諦めないでほしいといういうことです。

といいつつ、これを書いている時点でグローバルスタートアップバトルに負けそうなので、1と8は参考にならないかもしれません(笑

以上、ありがとうございました。

ダメダメでも、なんとかする方法はあるはずなので、最後まで諦めないでほしい!がんばれ!
そして、ガンバレニッポン!