明星和楽2022 オフィシャルレポート 〜福岡がスタートアップ都市となったGENTENを見つめ直す〜

明星和楽2022 オフィシャルレポート 〜福岡がスタートアップ都市となったGENTENを見つめ直す〜
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12月には長崎の壱岐にても開催決定!

明星和楽 in 壱岐の特設サイトはこちらから!

 

明星和楽2022が閉幕しました。

今年で16回目/12年目を迎える明星和楽ですが、「スタートアップ都市ふくおか」宣言から10年の節目の年となりました。

各方面のプロフェッショナルによるトークセッションに加え、非日常を楽しみながらクリエイティブな体験ができるキャンプ型イベント「WARAKU CAMP(ワラクキャンプ)」を開催。

今年のテーマ「GENTEN」をもとに、スタートアップエコシステムやイノベーション、web3 、NFT、ヘルスケア、空間体験、働き方、モビリティ、など多種多様なテーマにしたトークセッションを実施。「WARAKU CAMP」では、目まぐるしい日々の中で一度立ち止まり、改めて「スタートアップとは何か」についてチームビルディングのワークショップを通じて考え直しました。

明星和楽2022 公式サイト
https://2022.myojowaraku.net/

テーマ「GENTEN」とは

明星和楽2022のテーマは「GENTEN」。このテーマを設定した経緯は以下の通りです。

12年目を迎える明星和楽の歴史を振り返っても、2012年「明星和楽2012」で行われた「スタートアップ都市ふくおか」の宣言は鮮明に思い出される歴史の一つではないでしょうか。福岡は今年で「スタートアップ都市ふくおか」宣言から10年を迎えます。福岡スタートアップエコシステムのさまざまな要素がこの10年で成長してきました。これまでの10年を振り返りながら、これからの10年を考える機会を「明星和楽2022」で設け、未来について語っていきたいと思います。

GENTEN NFTを発行

「スタートアップ都市ふくおか宣言」から10年目の節目に際し、明星和楽2022「GENTEN NFT」を発行いたしました。

NFTは2022/10/13、Fukuoka Growth Nextにて配布いたしました。

 

カンファレンス

Fukuoka Growth Nextにて行われたトークセッション。

TikTokerによるMCに加え、トークセッションでは批判も飛び交うガチトーク!?

 

13のセッションでは、スタートアップ都市ふくおかのGENTENとこれからを模索

福岡のスタートアップエコシステムのGENTENと、それと共に成長してきた様々な要素を振り返りながら、これからの課題やあるべき姿について模索しました。

 

「明星ステージ」

明星和楽実行委員長 松口健司の挨拶から明星和楽2022がスタート。

福岡を舞台に活躍するTikToker・ ばりやわとんこつ による、名MCが会場を盛り上げました。

二人の定番ネタが会場を湧かせます。

セッション「”スタートアップ都市の次のステージ”について」では、髙島市長に加えてスタートアップを牽引するゲストの方々をお迎えし、

  • 福岡のスタートアップエコシステムの10年
  • 福岡・日本全体の現状
  • これからの課題・あるべき姿

について議論をしていただきました。

「”スタートアップ都市の次のステージ”について」セッション (左から、橋本正徳 氏, 髙島 宗一郎 福岡市長, 孫 泰蔵 氏, 小笠原 治 氏, 池田 将 氏)

 

SNSからはこんなお声も。

福岡市のスタートアップ都市宣言から10年。
これを振り返る明星和楽のトークセッションに参加した。
(中略)
過去の思い出話に耽るセッションだったら面白くないなぁと思ったけどガチのセッションで、投資家側の問題や法律の問題など日本に蔓延している極めて深刻な問題を並べまくってそこを深掘りするめちゃいいセッションだった。

その他コンテンツも充実!

「海外から見た福岡のスタートアップエコシステムの魅力」(左からTania Minella氏,Pablo Riveros氏, Rich Slam氏, 池田 将氏, David Kuo氏)

 

「”九州を拠点に置く起業家たち”の公開議論~コンドームの市場がたった80億円しかない事実の裏に潜む、本質的な問題は?~」(左から家本 賢太郎氏, 馬場 早希氏, 大瀬良 亮氏, 小柳津 林太郎氏, 根岸 やすゆき氏)

 

「福岡発!前例なきクリエイティブビジネスを加速させるための着眼点とは」(左から鬼丸 康祐氏, 楠本 賢司氏, 鈴木 優輔氏, 森川 春奈氏)

 

「次世代が語る世界での戦い方」(左から両角 将太氏, 亀井 聡彦氏, 吉村 信平氏, 松口 健司, 渡辺 創太氏, 髙島 宗一郎 福岡市長)

などなど豪華セッションが盛りだくさん!ルーム「明星」のアーカイブ配信はこちらからご覧いただけます。

「和楽ステージ」

「明星ステージ」に対し、「和楽ステージ」はスタートアップカフェにて開催。

メタバースや健康経営、都市型フェス、モビリティなど、行政や民間、市民が相乗的に取り組むべき・取り組んでいる分野をテーマに、それぞれ50分間(一部60分)のトークセッションを開催しました。

 

「スタートアップが考えるべき健康経営とは」(左から松口 健司, 千葉 まり氏, 福井 隆太郎氏, 和泉 朱音氏, 冨岡 靖和氏)

 

「Maasが描く未来の日本とは」(左から家本 賢太郎氏, 石川達基氏, 松木 創氏)

 

などなど興味満載なセッションが盛りだくさん!

「和楽ステージ」のアーカイブ配信はこちらからご覧いただけます。

 

キャンプ

WARAKU CAMPではアートショー、チームビルディングのワークショップ、ライブ、サウナ、糸島の美味しい食材を使ったご飯などが盛りだくさん。

WARAKU CAMPのタイムスケジュール

カンファレンス会場に引き続き、メインMCを務めるばりやわとんこつの2人

 

実行委員長松口による会場説明

 

チームビルディング「スタートアップとは何か?」ワークショップ

「WARAKU CAMP」では、目まぐるしい日々の中で一度立ち止まり、改めて「スタートアップとは何か」についてチームビルディングのワークショップを通じて考え直しました。

今回、チームビルディングのファシリテーターを務めるLee氏

 

晴天に恵まれ、大自然の中で広々とワークショップが行われました。DAY1はチームづくりとブレインストーミングから始まり、DAY2の最後の発表に向けて、意見を交わしていきます。

 

ワークショップMVPバッジのひとつに喜ぶ参加者

 

スタートアップとは〇〇だ!を見つけるために、ブレインストーミングのラウンドをいくつも重ねていきます。

数ある手法の中から、効果的なブレインストーミングの手法を説明するLee氏

最終発表では各班からユニークなアイデアが発表されました。

キャンプを締めくくるワークショップの最終発表

 

夜こそメイン?今年はネオン・DJ・ダンス・屋台・そしてオンライン乾杯

今年髙島市長はオンラインにて乾杯

 

DJによるライブパフォーマンス

 

博多名物の屋台で一気に距離が縮まります

 

思い思いの時間を満喫

海外セッションにも登壇した、ワーケーションを楽しむRich氏

 

糸島半島から見える海を満喫する参加者

 

 

12年目 / 16回目となる明星和楽2022が閉幕。

次回は2022年12月、壱岐にて開催が決定!明星和楽は年齢やポジションに関係なく「異種」な人々が「交」わる場として機能し、新しいモノ・コトを「創」り出す仕掛けであり、”装置”です。

明星和楽 in 壱岐の特設サイトはこちらから!

さあ、次回はどんな「異種交創」の場になるのでしょうか。次回の明星和楽にも乞うご期待!