「食×医療×Technology」の新しい組み合わせ オルターブースのFood Tech事業に注目!

「食×医療×Technology」の新しい組み合わせ オルターブースのFood Tech事業に注目!

自分だけの調味料がつくれる「マイソースファクトリー」。

どんなものなんだろうと興味がわき、さらにそれを作ってる人ってどんな人?!って思ったので、株式会社オルターブースのFood Tech事業について、代表取締役の小島淳(こじまあつし)さんに伺ってきました!!

 

株式会社オルターブースとは

まず、オルターブースってどんな会社なのでしょうか?

なにをしている会社さんなのでしょうか?

オルタブースは、FoodTech(フードテック)事業・ITソリューション開発事業(フルスタック開発)を展開している会社さんだそう。オルターブースはクラウドを最大限に活用し社会課題解決するテクノロジーメーカーです。オルターブースが提供するものは、単なるソフトウェアではありません。箱を開ける前のワクワクと開けたときの感動を提供しています。そのためには会社の社員自身がクラウドを楽しみ、アプリケーションを作ることを楽しみ、お客様との触れ合いを楽しんでいるのだとか。お客様と共に楽しみながら、ワクワクしながらサービスを提供することができる。

それがオルターブースです

 

小島さんってどんなひと??

 

実は、小島さん、経歴がとんでもない方なんです!

ハードコアバンド「ヌンチャク」のベースを担当していた小島さん。全国ツアーを行うほどの成功を若い頃に収めていたのです。学生時代はバンドだけに打ち込んでいたそうで、若い頃の何かを「達成する」という経験が自己肯定感を高め、今の仕事にもつながっているんじゃないかなーとおっしゃっていました。

その後バンドは解散し、IT業界に就職。しかし、東日本大震災をきっかけに東京に息苦しさを感じ、独立したいという思いもあったため福岡でフリーランスとして活動することにしたそう。右も左もわからない福岡で、まずはコミュニティを作ることに。

また、IT業界以外にも関わっていたいと考えた小島さんは国家資格である柔道整復師の資格をとることに!

自分自身が体調をこわしたことをきっかけに健康に興味を持ちはじめ、「食と健康とTechnology」を組み合わせて、身体的な健康を提供したいと考えたのが今の事業のきっかけになったそうです。

 

×医療×Technology

 

オルターブースのFoodTech事業「マイソースファクトリー」。

マイソースファクトリーとは、ベースソース(ポン酢、ドレッシング、焼肉のタレなどの身近な調味料)の配合をお好みで調節し、「甘みが強い」・「辛味が強い」といった自分好みの味感覚でオリジナルのソースを作ることが出来るサービスです。

オリジナルソースの商品は、1本から注文可能。商品は工場からユーザーに直送されます。

また、作ったオリジナルのソースレシピは、SNSでシェアすることが出来、「世界でひとつだけのマイソース」を公開することが可能です。

このマイソースの魅力は味覚データが取れることなんです。甘いものが好きな人は甘いソースをつくるし、辛いものが好きな人は辛いソースをつくる。そうすると味覚の偏り方をみて、その人の食生活が見て取れるんです。だからこのマイソースは単純に自分好みのソースがつくれるってだけじゃなくて、その人の食生活を改善させることができるんです!!

 

Food Techに迫る

フードテックとはフードとテクノロジーを掛け合わせた造語です。フードテックの市場は今の日本にはほとんどないそう。だからほぼ小島さん達が初めてぐらいな勢いでやっているそうです。

フードテックの市場が日本でできていない理由は、食品というところで実ビジネスのほうが売れるから。だからインターネットが入るのは難しいと言われているらしいです。そんな難しいビジネスにも挑戦し、形にする小島さんの姿はこれからの福岡を担っていくにふさわしい人なんだと感じられました。

取材を経て

今回、OREOKAで取材を初めて行わせていただきましたが、貴重な経験となりました。私も、小島さんのように何か一つの達成をした時の景色が見てみたいです。そのために学生のうちに今楽しいと思えることだけに打ち込んで、めいっぱい楽しもうと思いました。