2013年3月5日に緊急企画として、ゴノツクヒに京都と福岡をオンラインで繋いで、地域振興とスタートアップについて、台本なし結論なしでパネルディスカッションを行ないました。
スタートアップの話は『ほぼ無い』に等しかったのですが、集まったパネラー陣の風変わりな活動から、会話が弾みました。
oinai karasuma と AIP cafe
開催場所は、福岡は「AIPcafe」、京都は烏丸のコワーキングスペース「oinai karasuma」でした。
oinai(おいない)は、2012年7月2日にオープンしたばかりの新しいコワーキングスペースで、『おいない』とは、京都の言葉で『おいで!』という意味だそうです。
大変おしゃれな館内でしたので、京都に行った際は、お邪魔してみてください。
さてさて、オンラインで会場を繋ぐ方式のイベントは、過去いくつかやってきて、失敗を積み重ねており、出来るかどうかわからない上、打ち合わせ等の時間は皆無で、パネラーのほとんどが「今日、なにするの?」といった感じでの参加でしたので、心配は募るばかりでしたが、福岡のゲストであるちんさつさんの手配と、各ゲストの臨機応変っぷりのおかげで、非常に楽しい会となりました。
最終的に誰がパネラーなのか判断つかない状況になりましたが、当初のパネラーは以下の通りです。
パネラー陣
Refsign サノワタル氏
企画デザイン会社Refsignにデザイナーとして勤務「いろいろトーク」というイベントを月一で開催。また「京都」「デザイン」を切り口にした「Refsign Magazine Kyoto」も運営。
京都移住計画 田村篤史氏
会社員とフリーランスの間のような働き方で、「京都移住計画」など、様々な組織やプロジェクトに関わる。
ヌーラボ 橋本正徳 (モデレータ from 福岡)
グローバルベンチャー、ヌーラボ代表。明星和楽やoreoka.comなども主催する。
ペパボ ちんさつ
かわいい。
AIP 村上氏
AIP事務局次長。ITの人材育成事業、AIPCafeの運営を行い、明星和楽の主催メンバーの片隅、TechWave塾福岡の事務局などの活動も行う。嫌われると福岡では生きていけない。
ガースーこと須賀氏
本業のWEB制作と並行して、今年は、地域や農業をとおした、「場のデザイン」に力をいれている。福岡に移住して来てまだ半年。
糸島芸農
まず、最初に話題になったのは、ガースーさんの紹介で「糸島芸農」でした。
糸島芸農は、福岡の糸島で行なわれている、大地に密着したアートのあり方を発信していく芸術祭です。
検索ワードを共有し、互いに検索して、Webサイトを見ながら話をするという流れに自然となりました。
プロジェクターなどを通しても、相互で情報共有するのはとても難しいのですが、この方法でそこはクリア出来ました。
糸島芸農、2012年はやっていたが、2013年もやるのか?という話題になりましたが、無事、2013年も行なわれるようです。
株式会社ハイタイド
「福岡で注目する企業は?」という問いに京都の方がピックアップしたのは、株式会社ハイタイド。
手帳をはじめとした文具・雑貨メーカーで、とてもオシャレだと言う話題でもちきり。
京都移住計画とRefsign Magazine Kyoto
京都移住計画は、京都に縁や所縁のあるメンバーで、京都へ移住や移転を考えている人や組織の方々や、既に移住している方々をつなげたり、人と場をつなげている活動。
つながりをきっかけに移住できる人が一人でも増え、移住後の暮らしを楽しめるようなことをしているそうです。
Refsign Magazine Kyotoは、主にデザイン、アート、ファッション、フォトグラフィ、フード等のクリエイティブな情報を京都から発信するデザインマガジン。
京都は、文化的なイベント、アート的なイベントが多いという話題になりました。
また、Refsign Magazine Kyotoの更新頻度はとても高く、オレオカコム的にも参考になりました。
その後
突発的に行ったイベントでしたが、京都・福岡間でネットワーキングができ、「昨日はありがとうございました!早速〇〇さんと色々と楽しい事ができそうな連絡を取り合ってます☆」というコメントもあるくらいです。
インターネット上だけでつながり、何かが起きるってことも可能だと思わせてくれたイベントになりました。
各コミュニティーという点と点が繋がって線になると面白い。
もし、福岡と一緒にオンラインで繋いでオンラインミートアップをしたい地域の方がいましたら、コメント欄にて!