【イベントレポート】暗号屋が教える、初心者のための『NFT勉強会』
こんにちは!今回は2月に開催されたオンラインイベント、
【WARAKU GIG. vol.40】暗号屋が教える、初心者のための『NFT勉強会』
のレポート記事をお届けします!
WARAKU GIG.とは?
テクノロジーとクリエイティブの可能性と面白さを、日常的に共有し広めると共に、小さな非日常体験にトライするオープンな機会。明星和楽のコンセプトである「異種交創」をテーマに、異なるジャンルの人との交流や、普段やらないこと、やったことの無いことに挑戦してみる。そういった体験を通じて、トライするマインドを育てると共に、柔軟で新しい発想を生み出すきっかけといなることを目指しています。
イベント概要
今回のイベントでは、NFT所有者のみ視聴する事が出来るデジタルメディアプロトコル VWBL (Viewable:ビュアブル)の開発にも関わる、合同会社 暗号屋 代表社員 紫竹 佑騎さんをお招きして、ミニレクチャー会を開催いたしました!
イベントではNFT初心者に向けて、120枚にも及ぶ膨大なスライドで詳しくご説明をいただきました。目次は以下の通りです。(【】内は補足しています。)
- 【概要説明】NFTの基盤技術、ブロックチェーンってなに?
- 【歴史】NFTを使ったNFTアート以前の様々なビジネス
- 【現在】NFTアートがなぜ売れるのか?
- 【未来①】NFTを使った新しい仕組みについて
- 【未来②】NFTが明らかにした”新しいインターネット”Web3でのビジネス
NFT初心者に向けて基盤技術、ブロックチェーンの説明から始まり、アートやゲームなど実際の活用例を踏まえて、紫竹さんの考える未来についてもご説明をいただきました。
結局NFTって何に使われるの?と聞かれても、参加者の皆さんはふんわり答えられるようになったのではないでしょうか??
紫竹さんによると、NFTとは紙のようなもので、絵を描けば「アート」 になり、会員情報などが書かれれば「会員証」 になり、パラメータをつければ「ゲームアイテム」になる、とのことです。紙のようにNFTは様々な応用が可能なんですね。
無限の可能性のあるNFTですが、中でも新しいインターネットの形Web3への活用が注目されています。もともとインターネットは誰もが自由に参加でき、サーバーを持つことで自由にビジネスを行うことができるようになっていました。しかし結局、サーバーが必要なしくみが中央集権な組織を生み出してしまい、 情報が集中することにより問題が発生しています。
中央集権を信頼することによるリスクとして、
- 情報操作される可能性がある
- 不正を行われる可能性がある
- 規制対象になる可能性がある
そこでブロックチェーンによって中央集権なサーバーを分散し、 このパワーバランスを崩すことができます。
より分散された不公平のない、フェアなインターネット。
インターネットのメジャーバージョンアップ。
それが新しいインターネット、Web3です。
Web3では中央を持たないブロックチェーンの仕組みでインターネット上に信頼を表現できます。
暗号屋さんでは、「ブロックチェーンが拓く新しい経済活動を生み出し社会実装する」ことをMissionとして、活動をされています。
詳しくはこちらをご確認ください!
ただ紫竹さんによると、人類はまだデジタルな価値に慣れていないため、ブロックチェーンは人類にはまだ早い、普及はまだまだ先の話。だそうです。
ただ、まだよくわからない領域のブロックチェーンだからこそ、超ブルーオーシャンなNFT。
「よくわからない」からこそチャンスです!
と締めくくりをいただきました。
WARAKU GIGでは毎月、こういった新しい発見を得られるイベントを毎月開催しています!小さな非日常体験にトライできる良い機会ですので、お気軽にご参加ください!
次回のWARAKU GIG.をお楽しみに!
【主催】
明星和楽実行委員会
九州若手勉強会