福岡のIT関連の勉強会に興味のある人が集まっているFacebookグループ「福岡IT関連勉強会」に飛び込んできた情報です。
世界最大規模のハッカソンGlobal Game Jam(以下、ゲームジャム)が、2013年の1月26日から2日間に渡って開催されすようです。福岡の会場は、九州大学大橋キャンパスになります。
ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」とを組み合わせた造語です。プログラマーなどが集まってグループを組み、短期集中的にプログラムを作成して、新規性のある製品やサービスを開発したりする催し物になります。
グローバルゲームジャム (以下、GGJ) は、ギネス記録を持つ世界最大級のハッカソンです。
全世界に200以上のハッカソン会場が設けられており、全世界で同じ日に同じテーマで、ハッカソンを開催します。GGJは2009年の初開催以降年々規模を大きくしており、昨年度は、世界46ヵ国の国と地域で、10,000人以上の人が参加し、2,000以上の作品が制作されています。福岡会場も世界中に設置されている会場の一つとして、2011年以降毎年GGJを開催しており、今回で3回目の開催となります。昨年度は、プログラマー、グラフィックデザイナー、サウンドデザイナー、アーティスト、ハードウェアエンジニア、シナリオライター等様々な分野から124名のクリエーターが参加し、17の作品が制作されました。
世界各地のゲームジャム会場では、主にデジタルゲームが作られますが、福岡会場では、毎年総合ハッカソンのイベントとしてジャンルを問わずモノづくりを行います。福岡会場では、普段の業務では組むことがないような異なる所属や分野の人達と、チームを組んでモノづくりを通じて交流を行うことを目的としています。
今年のゲームジャムの福岡会場は、先日記事にしました「FUKUOKA BUSINESS DIGITAL CONTENTS AWARD 2013」との共催という形になっているようで、ゲームジャムでを通して創った物の中から、コンテンツ賞のノミネート候補が選出されるとのことです。
イベントのタイムテーブルはStartup Weekendの3日間と違って2日間ですが、サイトを読む限り形式は似ており、初日にチームを作り、どのようなものをつくるかのアイデア出しをし、初日のよるから二日目に渡って、そのアイデアのプロトタイピングを行い、最後に発表を行うという流れのようです。詳しくは、是非、ゲームジャム福岡会場のサイトを見てほしいです。
こういった、ガチでつくっちゃう系のイベント、増えてきましたね。行政が協力してハッカソンを行う市も出てきましたし、アウトプットすることの重要性が浸透してきたように感じます。