2017年4月に、旧大名小学校跡地が『官民共働型スタートアップ支援施設』に生まれ変わります!
2017年2月24日の会見にて、福岡・高島市長が発表を行いました。
「将来のユニコーン」を生み出す
今、日本でも特にスタートアップの盛り上がりが注目されている街・福岡。その福岡の街のど真ん中にある旧大名小学校が”FUKUOKA growth next”として生まれ変わります。ロゴには、福岡で今起きているスタートアップムーブメントをネクストステージへ引き上げていきたいという思いが込められています。
ミッションには、
「将来のユニコーン」を生み出す!
ビジョンには、
・スタートアップ企業や第二創業への支援を通じて、雇用創出や地域経済の発展に貢献します。
・独自のスタートアップ支援システムによって、企業が「新たな価値を生み出すこと」「グローバルマーケットへチャレンジすること」を支援します。
が掲げられました。
オフィスの他にカフェやDIYスタジオも
旧大名小学校の校舎の各教室は様々なスペースへと変化します。ある教室は、スタートアップの成長をけん引するインキュベーションオフィスへと。コワーキングスペース、イベントスペース、中には、カフェやDIYスタジオも作られるとか?!こんな大掛かりに廃校を活用する事例は全国でも少なく、どのような盛り上がりをみせるのか非常に楽しみです。
豊富な教育支援プログラムを予定
生まれ変わった旧大名小学校でどのようなコンテンツが運営されるのかも注目です。市長はスタートアップを様々な側面でサポートすると発表しました。具体的には、「教育支援」「官民連携」「コミュニティ形成」「ヒューマンリソース」「資本の呼び込み」「情報発信」の6つの側面から支援(下記写真参照)。特に教育支援については、小笠原治氏(株式会社ABBALab代表取締役・株式会社nomad代表取締役)と孫泰蔵氏(MISTLETOE株式会社代表取締役兼CEO)がファンダメンタリストとして関わるということです。
創業特区・福岡の象徴となる「場」を目指して
その他にも、ヒューマンリソースの育成・マッチングとして、デザイナー育成(FUKUOKA DESIGN HUB)やエンジニアの育成(Engineer Lab. FUKUOKA)にも力を入れます。資本の呼び込みとして連携するベンチャーキャピタルおよび金融機関、メンターの名前を見ても名だたる組織が勢ぞろいです。総額400億円を超えるファンドを運営されているベンチャーキャピタル各社および投資家が関わることとなります。
(以下13社:500 startups、ABBALab、株式会社Alliance Technology、B Dash Ventures、CAMPFIRE、GLOBIS CAPITAL PARTNERS、猪木法律事務所、Incubate Fund、Infinity Venture Partners、Link Asia Capital株式会社、Mistletoe株式会社、株式会社みずほ銀行 イノベーション企業支援室、QBパートナーズ)
事業期間一年半における成果目標としてのKPIも、「ビジネスマッチング件数」「雇用社増加数」「対前年比売売上高増加」「投資件数及び投資額」がそれぞれ定められました。
入居エントリーは3/10(金)まで!
なお、3/10(金)まで、FUKUOKA growth nextに入居いただける スタートアップ企業を募集しているそうです!
エントリーは、FUKUOKA growth nextサイト内のエントリーページからとなっております。
福岡市のど真ん中に位置する旧大名小学校。
これからどのような変化を見せてくれるのでしょうか。
以上、本日のランチはラーメンでした!