学生の皆様へ F Ventures がスタートアップ支援拠点 FV Accel Spot を設置ですって

学生の皆様へ F Ventures がスタートアップ支援拠点 FV Accel Spot を設置ですって

福岡県福岡市博多区に拠点を持つシード・アーリースタートアップへの出資などを行っている F Ventures が、気軽にスタートアップに関わる相談ができる窓口「FV Accel Spot」を、福岡県福岡市博多区にあるコワーキングスペースのThe Company に開設ということで、ますます、福岡市内にスタートアップ支援者が募ってきています。

F Ventures は、投資を目的としたファンド運営の他、スタートアップの成長支援を目的とした勉強会の開催や、大企業や行政と連携したピッチイベントやハッカソンなどを幅広く企画・運営しています。そのような活動の結果、多くの学生やスタートアップ、地元大手企業等から多様な問い合わせを集めることとなり、今回、このように窓口を設置するに至ったそうです。

おめでとうございます。

また、新しく開設されたコワーキングスペースの The Company においても、同様に多くの相談が寄せられているということで、おめでとうございます。

 

FV Accel Spot では、相談窓口以外にも、スタートアップイベントの定期開催や、オフィスの一時提供(F Venturesの投資先、出張で来福したスタートアップ関係者、学生起業家に対してのみ)、学生向け支援スペースなどを準備するそうです。

F Ventures は学生へのサポートに力を入れることを考えているようで、ターゲットとしては「開発力・技術力のある学生や、スタートアップに関心はあるけど次のアクションが分からないようなビジコン・アイディアソン出場者、大学の起業プログラム出身者(九州大学QREC)など」を想定しているようです。

具体的な例として、Web制作やアプリ制作やデザインを行う学生を中心としたフリーランス集団「Horse Tail」に数ヶ月ほどスペースを貸したりすることが決定済みのようで、これからも、学生でもより積極的にコワーキングスペースを活用できるような支援活動プランを今後も計画していくとのこと。

おめでとうございます。

その Horse Tail の代表、島井尚輝氏は「デザインや開発スキルを持った学生が、コンビニや飲食店でアルバイトをしていることに対し、疑問に感じていました。都内ではフリーランスとして仕事を請け負っている学生が多くいるのに、福岡にはほとんど存在しません。福岡はこのままではいけないという危機感を感じました。そういった現状を打破し福岡から活躍するクリエイターを創出していき、新規事業立ち上げサイクルをもっと効率化していきます。」とコメントを寄せています。

がんばってください。

一方、F Ventures は、グローバルな展開が見込まれる福岡市内スタートアップの発掘と、国内外ベンチャーキャピタルからの資金調達支援を目的としたスタートアップ発掘プログラム「福岡スタートアップ・サポーターズ協議会」の受託もしており「なんだか関係ありそうだな」と興味本位で伺ったところ「2017年11月に開催したフクオカスタートアップセレクションや、2017年2月に開催する Fukuoka Seed Pitch イベントに登壇する、福岡市のスタートアップや、発掘した大学シーズスタートアップにも積極的に The Company を利用してもらうよう促す」ということを考えているとのことでした。

これは、沢山の人が集まっていきそうな気配がありますね。

 

福岡市内ではその他にも、福岡市が廃校となった「旧大名小学校跡地」を活用してスタートアップ支援を期間限定で開始予定ということで、今後もたくさんのサポート施設ができていきそうです。果たして、それらのサポート施設を必要とするスタートアップが福岡市内にどれだけ集まるのか、どれだけ生まれるのか、多少不安になることろではあります。東京にお住まいのスタートアップをしようとお考えの皆様、引っ越してきてください。

頼む。

 

デジトロポリスからは以上です。