福岡市出身、現在、東京の「Technical Rockstars」が開発・運営する「milkcocoa」がアップデートされたようです。
あたたかいですね。
ウェブサービスなどを作る際に、サービス提供者は、殆どの場合、HTMLやJavaScript、CSSなどのフロントエンジニアリング(画面などに関わる開発)と、さらに、サーバー側で動くRubyや、Java、Scala、PHPなどのプログラミング言語、あわせて、データベースに問い合わせるSQLなどを使って、サービスをせっせと作らなければならないです。
更に、データベースや、データベースをおいているサーバーのメンテナンス等、沢山お仕事が発生するのですが、milkcocoaは、フロントエンジニアリングだけで、サービスを作ることができるようになる仕組みを提供しています。
詳しくはthebridge.jpにて、イケダマサル氏が取り上げていますので、是非、参照していただきたいです。
- JavaScriptを1行書くだけで、バックエンド専業エンジニアが不要になるAPI「Milkcocoa」
- バックエンド自動化APIのMilkcocoaがバージョンアップ、IoT/M2Mとの親和性やユーザ認証連携機能を強化
具体的な事例もあり、例えばスマホを持ったサンタの位置情報を、リアルタイムでサイト上に表示する「SANTA CLOSE TO YOU(株式会社LIG・株式会社シフトブレイン)」や、スマホを振ってPC上の地図にダーツを投げ、あたった国をストリートビューで旅できる「DARTS MAP(田島真悟氏/面白法人カヤック)」などがあります。
あたたかいですね。
今回のリリースでは、ウェブサービスだけでは無く、センサー技術やハードウェアなどと組み合わせて使うことができるようになっており、「すべての物事がインターネットに繋がる」という時代の空気を読んだリリースとなっているようです。
代表の部谷修平氏から、「(Technical Rockstarsを)テクノロジカンパニーにしたい」というような話を伺ったことがありますが、たしかに流石のエンジニアリング力だと思います。
一方、サービスを届けたいユーザーの方々に対しては、「難しいエンジニアリングを感じないで使って欲しい」という気持ちもあり、あまりテクノロジ関連の難しい言葉などを使わないようにしたら、あたかもテクノロジカンパニーには見えなくなってくる。
これから、「会社やサービスの見せ方」に工夫が必要になってきそうです。
あたたかいですね。
さて、興味を持って、milkcocoaを試してみたくなったかたは、gihyo.jpにて『MilkcocoaでBaaSを体験!~バックエンドの仕組みと使い方~』という連載記事があったりするので、試してみるのもいいかもしれません。
デジトロポリスからは以上です。