グルーとモンブラン・ピクチャーズ、地元ベンチャーがタッグを組んで世界へ打って出た!

グルーとモンブラン・ピクチャーズ、地元ベンチャーがタッグを組んで世界へ打って出た!

Gemediar

少し前になるが、地元福岡のITベンチャー グルー株式会社の運営する動画配信システム『Gemediar(ギメディア)』が映像制作会社 モンブラン・ピクチャーズ株式会社に採用され、海外での展示会や商談において映像コンテンツの試写版が配信され始めた。

福岡市の映像ビジネス推進事業における海外営業ツールに動画配信システム”Gemediar(ギメディア)”が採用されました!

今後グルーは『Gemediar』へ映像制作会社のコンテンツ配信に必要な機能を順次追加予定、モンブラン・ピクチャーズは『Gemediar』を利用し国内外へ映像コンテンツ展開事業の拡大を図るなど両社同じ福岡の地から、ともに世界進出を目指してまいります。

地元福岡のベンチャー同士が組んで、コンテンツを世界展開するのはなんてクールフクオカだ!

今回の件に関して、記者初のインタビューを敢行してみたので、そちらから一部お送りしたいと思う。

まず、気になったのが数多ある映像配信サービスから何故Gemedia(ギメディア)を選択したのか?
そのあたりについて、今回Gemedia(ギメディア)採用を担当したモンブラン・ピクチャーズのプロデューサーである平田氏に伺ってみて、その中にヒントとなる言葉があった。

Gemedia(ギメディア)自体の機能が今回の案件にマッチしていたこともあるが、それよりも迫田氏とのやり取りの中でマインドをシェア出来たことが大きかった

マインドのシェアが大きかったとのことだが、映像とITと言う一見繋がりが見受けられない中から一体何故マインドのシェアが生まれたのか?

それはグルーのCEOである迫田氏のこれまでの経歴を追ってみて、そのマインドがクリエイターであることに平田氏はマインドのシェアが出来たのではないかと思う。

2011年から約4年間で下記5つものサービスを次から次へと生み出していたのだ!

  1. Gemediar( http://gemediar.com/ )

    2011年7月の創業期より提供。動画をアップロードした後に生成される1つのURLを公開
    またはタグの埋め込みによってPC/タブレット/スマートフォンへ向けて
    どなたにでも手軽に動画配信を行えるサービス。

  2. GlueCast( http://social.gluecast.net/ )

    2011年7月の創業期より提供。誰でも簡単にビデオチャットを始める事が出来るプラットフォーム。

  3. GlueSupport(*現在は受付停止中(Flashベースの為))

    2012年9月より提供開始。ブラウザだけで顧客サービスできるビデオチャットシステム。

  4. Manyconv ( http://manyconv.com )

    2013年12月より提供開始。EPS, AI, PDFなど閲覧に専用ソフトが必要な画像を簡単にJPG画像に変換できるサービス。

  5. 1meeting( https://1meeting.net/ )

    2014年2月より提供開始。インストール・ログイン不要で動画チャットが出来るサービス。

チーム(会社)を組むのにマインドが大事なことはよく聞くが、チーム(会社)外でもマインドが大事なことがわかる一件だ。

福岡からスタートアップが生まれるだけでなく、このような組み合わせによる展開がもっともっと生まれてきて欲しいと思う。

 

デジトロポリスからは以上です。