福岡市が学生を支援するために作ったプロジェクト「ビズチャレ2016」で事業採択され、現在九州大学の学生4人で活動しているSUKIMAというチームがある。SUKIMAは、福岡を拠点に”就職活動の新しいプラットフォーム作り”をコンセプトに、飲食店の隙間時間(アイドルタイム)で学生と企業がマッチングするような企画を主催している。
一杯100円で飲める就活生限定のBAR?!
SUKIMAが新たな取り組みとして始めるのが、就活生がお互いに情報を共有したり、就職活動を終えた先輩からアドバイスを受けたりできるようなコミュニティBARだ。毎週日曜日の19時にOPENし、第一回目となる【OPEN PARTY】は、1月15日(日)の19時半から開催される。しかも一杯100円でお酒が飲めるので学生にとってはとても嬉しいことだ。
*次の開催からは、一杯300円。3杯飲めるチケットは800円で販売されている。
Event:【Open Party】【一杯100円】就活生向けコミュニティbar
就職活動に不満を持っている学生は約7割?!
SUKIMAが福岡の就活生約120名にアンケート調査を行ったところ、「不満をもっている」と回答した割合はなんと半数以上の約70%。理由としては、「表面的なコミュニケーションだけで判断されることがある」「短期集中型で企業の人と話す機会が少ない」などの意見があがった。この不満を解決するためには、いろんな手段が考えられるが、一つは就活生の意見をもっと企業側が汲み取ることがあるだろう。そのようなヒアリングの場としても、このコミュニティBARが役目を果たせるのではないかという期待もある。
継続は力なり
就活生向けのBARというと、東京でのスタートバーが有名である。それ以外にも、日本各地主要都市を中心に取り組みが見受けられるが、福岡に焦点を置いたときに、そのような場所がないというのが現状である。福岡の街を学生の若い力で盛り上げていくためにも、一つのコミュニティとして継続させていってほしい。継続が一番大事なことである。