クラウドファンディングで支援を募り中だった福岡県糸島エリアの観光ガイドの「いとしまっぷ」が、無事、目標金額達成で「おめでとう!」という運びになっているようです。60万円の目標金額に対して、集まったのは62万3千円。開発者の日高憲一郎氏も、ほっと一息といったところでしょうか。
『今回、目標金額を達成したことで実際に iPad を購入し、観光者に貸し出すサービスを実施するのですが、これからが本当に大変なことだと自覚しています。このプロジェクトにより糸島に来られるより多くの観光者に、糸島の魅力を感じて欲しいと心より願います。』と、いとしまっぷブログでも報告されています。
実際に、目標達成のために頑張っている日高氏と、クラウドファンディング期間中にお会いしたのですが、なかなか大変そうでした。「クラウドファンディングで簡単にお金が集まる」的なノリが巷にはあるかもしれませんが、そんなに楽なものではないでしょう。プロジェクトの魅力と、募集者の人柄も大事なのだと、今回の目標額達成に関して感じるところあります。
さてさて、クラウドファンディングを行っている「iPadで糸島周遊!地元観光拠点のガイドとアプリで糸島の魅力を伝えたい! – FAAVO福岡」では、集めた資金を利用して iPad 6台を購入し、糸島の2大観光拠点である糸島市観光協会様と、いとしま応援プラザ様と連携して、「いとしまっぷ」を活用した観光案内、および iPad の貸し出しによる観光者の利便性・回遊性の向上を図るという旨が書いてあります。
今回、一生懸命に活動して集めた資金は、計48万円各6台分のiPad(iPad Air Cellular Model 16GB、Apple Care、保護ケース)と、12万円のFAAVO手数料としてすべて使い切り、日高氏の糸島だんご代も出ないようで、少しばかり心配になるところでありますが、多くの人が休日に家族と糸島に行って遊ぶことで報われるといいなと思います。兎にも角にも、おめでとうございます。
あと、僕は、iPadユーザーではなく、iPhone6Plusユーザーなので、そちらに対応していただけると、嬉しいです。
デジトロポリスからは以上です。