以前取り上げた福岡県糸島エリアの観光ガイドiPadアプリ「いとしまっぷ」が新しいプロジェクトを始めようとしています。
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そのプロジェクトの内容は、糸島の糸島市観光協会と、いとしま応援プラザと連携し、「いとしまっぷ」を活用した観光案内、およびiPadの貸し出しによる観光者の利便性・回遊性の向上を図って、地域活性化を図るという内容のようです。
しかも、その資金は、「志」を持った人や団体に対する資金を、ネットを通じて多数の支援者から収集する「クラウドファンディング」で応募するということで、地域密着型のクラウドファンディング『FAAVO 福岡』にて支援者の募集が行われ始めました。
「いとしまっぷ」は、「魅力あふれる糸島エリアを多くの方に知ってもらいたい」と一途に考える開発者の日高憲一郎氏が2年がかりで取材した糸島地区の観光スポット100カ所以上のグルメ、クラフト・お土産、観光、イベントのスポットの情報と、1千枚以上の写真を掲載しており、観光の新しいスタイルを提案しています。
雑誌や紙の媒体では体験できないような、アプリならではの体験ができることが売りです。
「いとしまっぷ」の制作者は糸島に移住して10年。
この美しい半島に魅せられ、2年の歳月を掛けてアプリを制作しました。
観光用のアプリは行政もしくは観光協会からの依頼が主ですが、このアプリは外部からの予算を一切受けずに制作されています。スポットの取材、写真撮影、掲載文の執筆、アプリの制作から、プロモーションに至るまでほぼ個人で運営。
それゆえに、しがらみのない視点で観光者が一番メリットを受けられるものに仕上がっています。
ただ、個人で運営するゆえに多くの人に利用してもらうのに時間が掛かっているのが現状です。
それでも昨年はリリースした後もアプリをアップデートし続け、その都度新しいスポットを追加、更新を重ねてアプリの改善に努めてきました。
「いとしまっぷ」のコンテンツが充実するにつれ、ご利用頂いたユーザーからの「糸島を楽しめました」という声もたくさん頂き、広めていく意義をひしひしと感じています。
iPad を貸し出すことでたくさんの人に「いとしまっぷ」を利用してもらい、認知度の向上を行いながら、回遊型の観光を推進する仕組みを構築したいと考えています。
目標額は60万円で、2015年4月22日現在、全体の約2%の1万3千円が集まっているようです。
あと、98%!
『金銭的なご支援までいかなくても、この取組みについてSNSや口コミでの拡散のご協力でも構いません。』と、「いとしまっぷブログ」にも書かれているように、ぜひ、そのような協力者が増えることを願うばかりです。
・・・あ、いや、もちろん、金銭的な支援も頑張りたいです。
デジトロポリスからは以上です。