小中学生は夏休みに入り、そこで思い出したのは「2014年 夏 スマートフォンサイトにて公開予定」という告知をしていた株式会社ノモラルの『美容師で選ぶ「FLAP」(リンクはプレサイト)』というサービス。
株式会社ノモラルの高城良岳氏に伺ったところ、現在、公開準備中で、十数日間のうちにローンチされるとのこと。
現在のプレサイトでは、テストユーザーとして登録可能で、現在200名弱の人が登録しており、そのうち1/4が美容師とのことで、是非、美容師のみなさんにもっと注目していただきたい。
美容室ではなくて美容師を中心に
FLAPを開発するキッカケは、高城良岳氏と知り合いの美容師との美容業界に関する対話からとのこと。
本来美容師というのは属人性の職種であり、同じ美容室内でも美容師によってスキルもこだわりも全然違うのにも関わらず、美容室のお客さんは、髪を切るときに「美容師」ではなく「美容室」で選んでおり、お客さんと美容師のミスマッチが発生している状況だそうです。
しかし、現在の仕組みでは「美容師」を探すことは困難なので、お客さんが、自分好みの「美容室」を見つけるのではなく、自分好みの「美容師」を見つけることのできる「あるべき姿」を提供するということがFLAPの目指すところのようです。
まずはスマートフォンから
プレサイトに大きく書かれているのは「2014年 夏 スマートフォンサイトにて公開予定」という文字。
スマートフォンサイト?!
今、巷のブームは「スマホファースト設計」という、レスポンシブデザインや、HTML5とCSS3で画像を少なくするデザイン、ページ表示速度に気を使ったデザイン、Flashを使わない、ボタンはタップ操作を前提に大きめなど、スマートフォンで使われることを前提としてサイトを作るという設計方法(?)です。
また、アプリでのリリースを避けた理由は、2つあり、1つめは、最初からアプリをリリースしてしまうと、想定されるユーザーのスマートフォン活用能力から察するに、アプリのアップデートに追いつけず、すべてのユーザーが最新版を使っているとは限らない状況が生まれやすいので、仕様が固まり、ある程度ユーザー数が集まってからアプリにしたいということ。
残るもう1つの理由は、初期はあらゆる機能のテストやフィードバックをもとに常にサービスを改良していきたいので、スマホサイトが最適だろうということ、のようです。
まだ公開されていないけど、こういったサイトは、ある程度のティッピングポイントを超えるまでユーザーを獲得する必要性があり、その後、一気に全体にいきわたる状態になる仕組みだと感じます。
なので、公開以前からユーザーを集めだすのは、参考にしたいポイントです。
お近くに美容師さんが居ましたら、是非、ご紹介してみてください。
デジトロポリスからは以上になります。