ついに明星和楽が海外に進出しました。
2014年1月18日に台北での開催を控えている明星和楽ですが、現地時間の11月18日、The Breweryにて福岡市と英国政府のコラボレーションにより「明星和楽 in London」が実現しました。
福岡市と英国政府によるLondon TechCity Missionのツアー内のネットワークイベントの中で、明星和楽のプロデュースにより「明星和楽 in London」が実現したわけですが、今回の経緯としては、今年の春に福岡市とTechCityがMOUを締結したことがキッカケであり、2年前に始まった明星和楽がここまでくるとはさすがに驚きます。
今回、明星和楽をロンドンで開催したことにより、明星和楽が良い意味で「福岡の」ITとクリエイティブの祭典ではなくなったのではないかと思います。
当日の会場にはたくさんのオーディエンスが集まり盛り上がりを見せていて、イベントのオープニングは日本習字教育財団さんによる習字デモンストレーションから始まり、anno labさんによるデジタルクリエイティブパフォーマンスも披露され、会場全体は不思議な空気感に包まれていました。
習字のパフォーマンスでは、作品が出来上がるごとに拍手が起こり、イギリスの方々も日本のカルチャーに触れることができ喜んでいました。
そして、福岡市の高島市長をはじめ、gumi Westの今泉さん、paperboy&co.の進さん、ヌーラボの橋本さんらによるピッチがありましたが、もちろんみなさん英語でのピッチだったので、何を言っているかよくわかりませんでした。
僕は隣に通訳さんを付けてひたすら和訳してもらいました。ありがとう通訳さん。
高島市長は様々な福岡の魅力をイギリスの人に発信していて、gumi West今泉さん、paperboy&co.進さん、ヌーラボ橋本さんは自社サービスの紹介が主でしたが、ピッチは大いに盛り上がりました。
会の後半はAPOLONによるspecial Liveや市江さん、やいぶさんによるDJ、VJパフォーマンスがあり、かなりの盛り上がりを見せていました。
つまり「明星和楽 in London」は終始盛り上がっており、成功を収めたように思えます。
福岡の様々なクリエイティブコンテンツを海外に発信できたことと福岡市の協力によりイギリスとの交流を持てたこと、何よりその場に参加できた貴重な経験を大切にしたいです。
今回のツアーをキッカケにイギリスと福岡の関係が今後も続くことを望みますし、これが今後の福岡の発展に繋がるよう僕自身も頑張りたいですね。
「明星和楽 in London」に参加して、明星和楽が目指す今後の福岡のありかたが少し理解できたと共に、それをどう実現していくかが楽しみになりました。
今後は、今福岡の最前線で活躍する30代以上とこれから福岡で出てくる20代がどう協力して福岡を作っていくかが重要であると思います。
若い世代から福岡を盛り上げようと考えていた僕からすると、若い世代のパワーはもちろん大事だけれど、今まで積み重ねてきた福岡のイノベーションの流れを僕たちは引き継いでいくべきだと感じました。
来年の1月には台北での明星和楽も控えていますし、来年は福岡での開催も実現すると思うので、今後の福岡市と明星和楽に注目です。