IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール「デジタルハリウッド福岡校」が、「次世代ビジネスプロデューサー養成講座」を開催するようです。最前線で活躍するプロデューサーから、現場で求められるスキルを学ぶ実践的なカリキュラムで、デザイナー・エンジニアだけでなく、企画やビジネスに強いプロデューサーを育成して、九州のデジタルコンテンツ産業をより拡大・加速させることを目的としているそうです。
担当者によると「デザインやプログラミングだけでなく、クリエイターのアウトプットをビジネスとして発展させていけるプロデューサー育成を考えております。福岡・九州のデジタルコンテンツ産業を盛り上げていくために、こういった講座を開講しております。」とのこと。
2013年3月1日には、その「次世代ビジネスプロデューサー養成講座」の第一弾である「スマホアプリの未来とソーシャルゲームのこれから」というセミナーが開催されます。テイルズオブシリーズのプロデューサーである郷田努氏とのコラボレーション企画とのことで、多種多様なゲームにプロデューサーとして関わってきた彼の視点から、スマホアプリやソーシャルゲームの今と未来、日本と世界についての話を聞くことができます。
内容としては以下の項目で、技術的な内容とビジネス的な内容がミックスされており、この辺から「アウトプットをビジネスとして発展させていけるプロデューサー育成」を狙っているのが伺えます。
- ソーシャルゲーム市場とネイティブアプリ市場
- ブラウザアプリからネイティブアプリへ
- HTML5?それともUnity?
- 日本市場と海外市場の相違
- 既存ゲームとF2Pゲームの相違
また、講師である郷田努のプロフィールは以下の通りです。
株式会社ASCIIでEC事業の立ち上げに参画、その後脚本家、WEBプロデューサーなどを経て、株式会社ナムコ(現バンダイナムコゲームス)へ入社。モバイルコンテンツ事業から編成業務、マーケティング、ネットワーク事業立案、家庭用ゲーム事業など多岐にわたる経験を積み、テイルズオブモバイル、テイルズオブヴェスペリア、FRAGILE、テイルズオブシンフォニア〜ラタトスクの騎士〜などをビジネスプロデューサーとして手がける。テイルズオブヴェスペリアでは、月刊誌や劇場アニメなどのクロスメディア展開も手がける。デベロッパーへ移ってからはActivision社のBAKUGANシリーズなどのHitタイトルの制作プロデューサーとして開発を指揮。
2012年5月からは大手ソーシャルゲーム企業に新規事業室長として入社。現在に至る。
日時 | 2013年3月1日 19:30〜21:00 |
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場所 | デジタルハリウッド福岡校 セミナールーム(天神イムズ11F) 福岡県福岡市中央区天神1丁目7−11 |
参加料金 | 無料 |
申込み | イベントサイトより |