週末は隣の県へおでかけする「越境型観光」の普及を目指し、九州の週末イベント情報掲載数No.1のスマホアプリ「Spotclip」がリリースされたようです

週末は隣の県へおでかけする「越境型観光」の普及を目指し、九州の週末イベント情報掲載数No.1のスマホアプリ「Spotclip」がリリースされたようです

福岡県福岡市にある株式会社ガイアックスの100%子会社「株式会社テンエックスラボ」が、たくさんのイベントやスポットから週末のお出かけ先を決めることができる「Spotclip」をリリースしました。

spotclip

代表の鳥居晋太郎氏曰く、『こちら地域のイベント情報を届けてくれる家族世代をターゲットにしたアプリでして、(2015年)3月ぐらいにテスト的に福岡のみに提供していたのですが、今回対象地域を九州全体に広げ正式にリリースしました。』とのこと。

株式会社テンエックスラボは、「いち早くユーザーからのフィードバックを得るために、プロダクトのリリースサイクルを短期化すること」や「システム中心のデザインではなく、ユーザー中心のデザインを重要視」などのし上の変化に対応していくため、ガイアックスグループ全体におけるソフトウェアプロダクトの競争力の向上、及び新規サービス開発力の強化を目的として設立されています。
(参照:ガイアックス、福岡に研究開発拠点 10x Labを設立

ということで、最初はいち早くユーザーのフィードバックを得るために福岡でテスト的に運用してフィードバックを集め、早い改善サイクルをつくり、今回の正式リリースに至ったのではないか?と想定できます。

10xlab

現在は、九州の自治体や観光施設、商業施設などが開催する毎月1,200件以上のイベント情報が掲載されており、その掲載量もさることながら、「九州には毎月1,200件以上のイベントがあっているのか!」ということにも気付かされます。

Spotclipは、メンバーのひとりが週末の家族とのおでかけを計画する際、情報収集することに不便さを感じ、自らの不便さを解決するために企画したアプリです。

2ヶ月でプロトタイプを開発し、β版を2015年3月にリリースしたところ利用者に好評を頂いたため、今回対応地域を九州全域に拡大しました。

また、アプリの開発に伴いエンジニア自らが九州各地に足を運び、各地域の現状を調査したところ、地域での取り組みやイベント情報が整理されていないという課題が浮き彫りになりました。

このような課題解決に向け、Spotclipを通じてふるさとである九州地域の活性化にも貢献したいと考えています。

九州の週末イベント情報掲載数No.1のスマホアプリ「Spotclip」をリリース ~福岡県から九州全域対応へ拡大、月間1,200件のイベント情報を提供~』より引用

インストール後の設定はとても簡単で、住んでいる場所(県単位)と、いつも誰と一緒にお出かけするかを選択するだけ。

僕の場合は、住んでいる場所に「福岡県」を選択し、「家族(子供も)」を一緒にお出かけする人に選ぶだけで、付近のイベントがおすすめされました。

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佐賀県武雄市の『保養村ほたる祭り』に行きたくなったのと同時に、iPhoneの電池の残量があまりないことに気づき、充電したくなりました。

表示されたイベントの一覧の各イベントをタップすると、詳細な情報のある引用元のWebサイトがアプリ内で表示されます。

 

『今後アプリ利用者の拡大に注力し、九州のイベント情報掲載量を増やし、年内に30万ユーザーの獲得を目指します。2016年以降は、全国のイベント情報掲載に加え、訪日観光客向けにアプリの他言語対応を予定しております。』とのことで、イベントのPRができるプラットフォームになるといいですね。

 

デジトロポリスからは以上です。