ARコンテンツ作成勉強会が九州各県に広がり、より身近な技術へ

ARコンテンツ作成勉強会が九州各県に広がり、より身近な技術へ

AR(拡張現実)技術はご存知ですか??

簡単にいうと、生活の中に情報を付加することで、便利な世の中になる技術です。

そんなARに興味があった仲間たちが集まり、2013年「ARコンテンツ作成勉強会」が福岡で始まりました。2014年だけでも16回を越え、ひと月1回以上のハイペース。現在では長崎、北九州市、熊本、宮崎と九州の主要都市での開催へと広がっています。

毎回開催情報をリリースすると、すぐに定員に達します。その人気の理由はタイトルに!

例えば、「コピペでできる!」「cssやjavascriptを活用したAR」「PHPとjavascriptで塗り絵ARを作ろう!」など、ノンプログラミングから、HTMLやCSS、javascript、PHPを用いた勉強会で、初心者でも参加しやすく興味を持ってもらえるよう、毎回工夫を凝らしてます。

2015年1月10日、宮崎県のベンチャー企業アラタナで開催されました。
この時テーマは、PHPやjavascriptを使った、塗り絵コンテンツの制作。制作過程をひとつひとつ丁寧に解説。とても分かりやすい。講師は九州先端科学技術研究所(ISIT)の吉永さん。サポートメンバーとして福岡から3名参加しました。

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塗り絵部分とマーカーを分けて、初めての方にも分かりやすい配慮も。(みんなで宮崎犬の塗り絵コンテンツを作成しましたー)

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その時のレポートは、「AR勉強会 in 宮崎リポート & 株式会社アラタナに行ってきた!(アイドットデザイン)」、「塗り絵が飛び出す!!ARコンテンツ作成勉強会 in 宮崎: PHPとjavascriptで塗り絵ARを作ろう!(togetter)」をご覧くださいー。

ARコンテンツ作成勉強会では、ドイツにあるmetaio(メタイオ)社junaio(ジュナイオ)というARソフトウエアを使用。登録は無料、ソフトウエアは無料体験版もあり、AR技術の基礎を十分体験することが出来ます。

今年は基礎編の他にLeap Motionkinectなどのセンサーデバイスとの連携も図り、AR活用の幅を広げていく予定。

最近のAR事例としまして、
GPSを用いて道に迷った時に目的地を案内してくれたり博物館では複製模型の表示、身近な環境のサポートの他に、リハビリの歩行練習や病院で処方箋を準備する時の視覚補助など、医療現場においても導入されています。このようなコンテンツの開発だけでなく、ウエアラブル端末の開発により、今後より一層普及していくことが予想されます。

ARコンテンツ作成勉強会は、1月31日、熊本のシステムフォレストにて開催されます。
詳しくは、こちらをご覧ください。

主催者の皆さんのARに関する開発情報やレポートです。これから始めてみようかなという方にピッタリ。
雑記ノート
キリンブログ
junaio日本語ドキュメント

今後の情報はTwitterハッシュタグ #AR_Fukuoka にて発信します。今年も福岡をはじめ、精力的に全九州での開催をしていくようです。(今年は、佐賀、大分、鹿児島でも開催したいなと。)こういう活動を通じて、技術が普及し、身近なものになることに期待してます。

デジトロポリスからは以上です。