ニューワールド、テレビで見たアイテムをチェックできるTVショッピングメディア「imanee(アイマニ)」を公開

ニューワールド、テレビで見たアイテムをチェックできるTVショッピングメディア「imanee(アイマニ)」を公開

imanee

1990年(平成2年)生まれの井手康博氏が代表を務めるニューワールド株式会社が、テレビで見たアイテムをチェックできるTVショッピングメディア「imanee(アイマニ)」を、2014年のクリスマスの日に公開していました。

既に地元のローカルテレビ局の深夜番組でも取り上げられ、瞬間的にではあるけど8万PVを獲得している、出だし好調の様子です。

ニューワールドは一年前くらいから、メディアに掲載されたファッションと購買を繋げるサービス「Guider(ガイダー)」も運営しており、こちらは、アパレル企業22社93ブランドと提携し、7万ユーザーを獲得しており、「なぜ?同じようなものをもう一度?」という疑問が浮かびます。

Guiderは、『家具、家電とかまで広げ過ぎた』とのこと。また、利用ユーザーは、やはりファッション関連を購入する18から32歳の女性が中心のようで、的を絞りサービス名も女性向けにし、取り扱うものをファッションだけに集中することにしたのだそう。

いづれは、Guiderのユーザーにimaneeを使ってもらうようにし、Guiderをクローズする用意をしているのだろうと思います。思い切りがいいし、『事前のテストマーケティング済み』と取ることもでき、さらなるステップアップができそう。

UXやUIデザイン、画像デザインなどは、 福岡のWebデザイン・制作会社「CGFM」が参画しており、実際に使うであろう女性たちを巻き込んだユーザーテストを行うなど『UX周辺のワークショップ』も実施し、じっくりと、それでいて素早く、ユーザー検証が行われているようです。

新しいものを、できるだけ多くの人に使ってもらうためには、新しいアイデアを持つ若者スタートアップと、たくさんの経験を持つ先輩デザイン・制作企業の組み合わせが、爆発力があるかもしれない。

cgfm

以前、Guiderにて台湾からも2万人の流入があったようで、日本のドラマなどが放送されている地域でも使ってもらえる可能性があり、且つ、井手氏は中国語圏への留学経験があり中国語が堪能なため、中国語圏を含めた海外への展開も可能であると考えています。

デジトロポリスからは以上です。