【レポート】明星和楽2013 - キカクカイギ 00

【レポート】明星和楽2013 - キカクカイギ 00

明星和楽の運営者から突如発表された謎の声明文。僕らはこれをどう受け止め、どうリアクションしていけばいいのだろうか。

4月29日 明星和楽2013のキカクカイギ 「ワレワレハ、キカクカイギヲ、4ガツ29ニチニ、ケッコウスル!」

 

そもそもキカクカイギとは何なのか。もしかしたら50万円の羽毛布団を30万円で買えるかもしれない。そんな期待とともに4月29日、会場であるOnRAMPへと向かった。

 

OnRAMPは起業家たちが集うインキュベーション施設+アントレプレナークラブ。「こでかけ」を展開する株式会社リーボなどが入居している。

OnRAMP|インキュベーション併設型コワーキングサロン

 

2度目の訪問となるOnRAMPは内装がおしゃれすぎて鼻血が出る。ホントは鼻血は出ていないのだが、鼻血が出たかどうかは問題ではない。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

明星和楽の中心人物、ムラジュン氏から今回のキカクカイギの趣旨が説明される。イベントが終わって振り返ってみると、はじめて集まったメンバーで楽しくカイギが進行できたのはムラジュン氏の司会進行があってこそだったと思う。思わず鼻血が出た。ホントは鼻血は出ていないのだが、鼻血が出たかどうかは問題ではない。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

続いて、明星和楽オーガナイザーの橋本氏から明星和楽についての説明。Tシャツがクールすぎて、まったく話が耳に入らなかった。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

ひとつハッキリしたのが、今年のテーマは「壊す」ということ。昨年のテーマが「創る」だったので、真逆を行くことになる。大丈夫。明星和楽は何でもありのバーリトゥードなのだ。来年のテーマが「何もしない」でもまったく違和感はない。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

全員の自己紹介の後、自分が壊したいと思っているモノを書き出し、同じような価値観を持つものどうしでグループ分けが行われた。様々な背景を持つ人たちが集まっているので、その価値観は多種多様だ。グループ化できずに、あまり者どうしのグループも生まれた。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

ワールドカフェ形式で「2030年に破壊と創造によってどのような世界になっているか?」について議論する。明星和楽の企画とは無関係に思えるが、これが後々の伏線となる。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

真剣に、それでいて楽しく語り合う参加者たち。年齢層も幅広い。下は150cmから上は180cmまで、様々な身長の人たちが議論を進めていく。

明星和楽2013 - キカクカイギ 00 by shinya, on f365

 

グループごとに何が話し合われたのかを発表する。国境、ワークスタイル、カメラ、オシャレなど、将来壊されているであろう対象は多岐にわたる。そして、新たに創られるモノたち。

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発表を聞いて気になったキーワードを各自が書き出していく。それをグルーピングして、自分が関心があるキーワードについて新たなメンバーでグループを作る。ここから、明星和楽の具体的な企画について話し合う。

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おもむろにバッグの中身を机の上に並べる。イベント来場者のバッグの中身と本人との写真を並べることで、小さなコダワリだとか表面からは見えない素のジブンを表現できるのではないかというアイデアだ。

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今回のカイギの参加者にはVJが多く、VJや映像表現に関するアイデアも多数生まれた。また、クリエーターによるデザインとアートに関するアイデアも多かった。

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ここでは書ききれないほどの議論とアイデア。ここでは書けないような話。個人的に人の話を聞いていないのでほとんど覚えていないものも含め、多岐にわたるアイデアが生まれた。様々な職種、バックボーンを持つ人々が集まると、これほどまでのエネルギーが発生するのかと、思わず鼻血が出た。ホントは鼻血は出ていないのだが、鼻血が出たかどうかは問題ではない。

 

また、明星和楽は一昨年の第1回目のミーティングから参加しているが、当初とは違ったメンバー構成に多様性の広がりを感じた。新しく参加するメンバーを見て将来的な明星和楽の発展を確信することとなった。いや、確信まではしてないけれど、ちょっとそう思った。ちょっとね。若い人たちや、IT系以外のクリエーターの人たち。彼ら/彼女らが、よくわからないことで有名な明星和楽を、より、よくわからなくしてくれることだろう。

 

追伸。同じグループだった人たちとFacebookで友達になりました。メッセージも送り合って、「楽しかった!」という意見が多かったようです。こんな僕でも友達ができるので、あと身長も伸びた気がします、みなさんも次回のキカクカイギには軽いノリで参加するといいんじゃないでしょうか。

 

 

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