シビックハック万歳!
市民によって、街を過ごしやすくする「シビックハック」。
福岡市のシビックハックの王者は、西鉄公式の『にしてつバスナビ』になった「バスをさがす 福岡」を開発した岡本豊氏を代表とする「からくりもの」ですが、ここに来て糸島市からもシビックハッカーが誕生したようです。
iPad専用アプリ「いとしまっぷ」登場!
掲載写真1000枚超。紹介スポット110箇所超。
糸島のマップからスポットをクリックすれば、
美しい写真とともに、観光情報などが入手できます。… http://t.co/FgZuggxgh1— 糸島市公式ツイッター (@CityItoshima) March 27, 2014
2年がかりで取材した糸島地区の観光スポット100カ所以上のグルメ、クラフト・お土産、観光、イベントのスポットの情報と、1千枚以上の写真を掲載した「いとしまっぷ」をリリースしたのは、福岡県糸島市にお住まいの日高憲一郎氏。
まさに、シビックハック。
現在、朝日新聞や、地元糸島の地域情報を発信しているフリーペーパー「イトロコ」、RKB「今日感ニュース」などなどに取り上げられ、出だし好調、ブレイクにリーチかかっているようです。
糸島エリアは、福岡市街地から車で約30分の場所にありながら、風光明媚な景色を数多く残す貴重なエリアです。 しかも景色だけでなく、野菜や魚などの食料品も「糸島ブランド」として、食材の宝庫として知られており、それを使った飲食店のクオリティは高いことで有名です。 更に、糸島エリアには数多くのクラフト作家の方々が活動されており、素敵な工芸品に出会えるチャンスが待っています。
そんな魅力あふれる糸島エリアを多くの方に知って頂き、また訪れて頂きたいという思いから「いとしまっぷ」は生まれました。『いとしまっぷ』のサイトより
糸島市は人口約9万5千人の福岡県最西部に位置する市で、福岡市近郊に移住を考えた場合、糸島市に住み、福岡市内で働くというスタイルは、終電前にお家へ帰る意思の強い方にはお勧めですし、福岡市内に住み、休日は糸島市内でのんびりっていうスタイルもアリアリかと思われます。
Wikipediaによると『糸島半島の付け根とその西側の玄界灘沿いの地域を筑肥線(筑肥東線)が東西に通っており、同線沿線の旧前原市域を中心に近年ベッドタウン化が進んでいる。 また豊かな自然環境や、カフェ等飲食店舗の増加、福岡都心まで都市高速またはJR利用で30分程度という立地もあり観光地・移住先としても注目を集めている。』とのことで、いとしまっぷ同様に、糸島市自体もまた、ブレイク寸前であるようです。
さてさて、出だし各メディアさんに取り上げられ順調と思われるのですが、比較的地元メディアが取り上げやすいニュースであることは確か。
日高氏の思いが、このアプリケーションをなにかしらのゴールへ持っていき、ある程度の収入を得るところまで持っていくことなのか、はたまたライフワークとして継続的にやっていくことなのかは、定かではないですが、 いつか「バスをさがす 福岡」のように華麗なゴールをおさめることができると面白いなと思います。
いまは、息を止めて猛ダッシュでドリブル真っ最中で、まさに勝負はこれからと言ったところでしょうか。
では、現場の日高氏よりひとこと。
「いとしまっぷ」は、今はまだ雑誌の置き換えレベルですが、それでも地図の見やすさ、情報や写真のボリューム、クオリティには自信を持っています。
今後は紙媒体などでは味わえない、様々な機能を取り入れていこうと計画中。観光の新しいスタイルを提案していく予定です!
そして、只今「いとしまっぷ」の協力者を絶賛募集中。ジャンルは問わず、やりたい事があればお気軽にお声掛け下さい(^^)
iPhone版も有ると便利そうだと思いました。
今後ともよろしくおねがいいたします。